2016年7月28日木曜日

新しいイヤホン、SHURE SE215 Special Edition


私がイヤホンを購入するとき、基準にしている曲がある。

それがSting - Englishman In New York

学生の時、この曲を初めて聴いたときは衝撃的だった。専門学校に入学した時、父親に強請って購入してもらったSONYのCDラジカセ、ドデカホーン(CFD-900)から流れてきたStingのこの曲は、その後の私の人生を変えたといってもいい。それまでザ・ベストテンに出演するような歌手の曲しか知らなかった私が「オーディオ」というものに目覚めた瞬間だった。


あれから27年、常に持ち歩く携帯用オーディオはウォークマンからiPhoneに。メディアはカセットからAACに。イヤホンも様々な機種を使用してきた。

しかし、自分は今まで1万円を超えるイヤホンの購入は、あえて避けてきたように思う。高いオーディオを購入して良い音楽を聴くことよりも、手軽に楽しめることを優先してきたからだ。
そうはいっても安物を購入するのも嫌なわけで、5000円~10000円の間で、気に入ったものをチョイスして今まで購入してきた。
過去一年間でもSONY MDR-AS600BTAKG IP2を購入、ヘッドフォンではMDR-1RNCなども愛用しているが、実は滅多に使用することはない。やはりメインはイヤホンなのだ。

そんな人生のなかで、最も購入を避けてきたイヤホンがある。それがSHURE
とっても良い音がするのはずっと前から聴いて知っていたのだが、自分の購入したい金額のもので、金額に見合う満足を得られるものがなく、あえて避けてきた、というのが本音だ。
SHURE SE535なんて、本当にイヤホン?と思うほど凄く良い音で聴かせてくれる。でも、値段もいいわけで。
そんな中、たまたま仕事で行ったe☆イヤホンさんで見かけた、SE215 Special Editionがどうしても気になってしまった。
輝くブルーの色が、「SE215とは違うのだよ!」と叫んでいる(気がした)。
ということで、今までの自分のポリシーを曲げてまで、購入に踏み切ったSE215 Special Editionだったわけだが、実はカードのポイントとサマーセールとやらで購入金額は8000円以下だったという。。ということで自分のポリシーを曲げずに購入できた、非常に有り難い2016年夏の出来事だったのだった。

ちなみに、コレで聴くSting - Englishman In New Yorkは最高に良い。ジャズのピアノやサックスの音が抜けるように聞かせてくれるイヤホンは実は本当に少ない。1万円台でこのレベルで聴かせてくれるイヤホンは、絶対にお買い得だと思う。

購入するなら、ぜひe☆イヤホンで。